pg_statsinfo 1.2
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PPMパッケージによるインストール
まず、以下のパッケージ等が既にインストール済みか確認して下さい。
- PostgreSQLのcontribパッケージ(postgresql-contrib-*.rpm)がインストール済みであること
rootユーザでrpm コマンドによるパッケージのインストールをします。
# rpm -ivh pg_statsinfo-target_db-*.rpm
# rpm -ivh pg_statsinfo-stats_info-*.rpm
# rpm -ivh pg_statsinfo-reporter-*.rpm
pg_make_report.plへの$PATHを通します。なお、reporter配下のpg_make_report.plとpg_report_config.pmは
同じディレクトリに置いて下さい。$PGREPORT ディレクトリにreporter関連のファイルを置いた場合の例です。
$ cp /usr/share/pgsql/contrib/pgstatsinfo/pg_* $PGREPORT
$ export PATH=$PGREPORT:$PATH
スナップショット管理DBの作成とセットアップ
スナップショット情報を蓄積するためのDBを作成します。以下では、スナップショット管理DB名を
"stats"としています。
$ createdb stats
次に、スナップショット管理DBにcontribモジュールのdblink、pgcrypto、stats_infoを登録します。
$ psql -f /usr/share/pgsql/contrib/dblink.sql -d stats
$ psql -f /usr/share/pgsql/contrib/pgcrypto.sql -d stats
$ psql -f /usr/share/pgsql/contrib/pgstatsinfo/stats_info.sql -d stats
監視対象DBのセットアップ
監視対象のDBにcontribモジュールのadminpack、target_dbを登録します。pg_statsinfoのバージョン1.1以上では、
pg_stat_statements も登録します。以下では、監視対象DB名を"target"としています。
$ psql -f /usr/share/pgsql/contrib/adminpack.sql -d target
$ psql -f /usr/share/pgsql/contrib/pgstatsinfo/target_db.sql -d target
(以下はPostgreSQL8.4以降を使用する場合に必要)
$ psql -f /usr/share/pgsql/contrib/pg_stat_statements.sql -d target
postgresql.confの設定
postgresql.confの以下の設定値の変更をします。なお、これらの変更を実施しない場合、checkpoint、autovacuum に
関する一部の情報が取得できません。
- shared_preload_libraries = 'pg_stat_statements' # (PostgreSQL8.4の監視では必須です)
- log_destination = 'syslog, stderr' # (checkpoint、autovacuumの情報取得には必須です)
- logging_collector = off # (checkpoint、autovacuumの情報取得には必須です)
- log_checkpoints = on # (checkpointの情報取得には必須です)
- track_functions = all # (PostgreSQL8.4の監視では必須です)
- log_autovacuum_min_duration = 20s # (設定した秒数以上かかったautovacuumのログ情報を取得できます)
ログフィルターのセット
ログフィルターを有効にするため、以下の様にしてPostgreSQLを起動(再起動)します。
$ pg_ctl -D $PGDATA start | pg_get_logfilterinfo --postgres-datadir=$PGDATA &
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